プロイセンによるドイツ第二帝国、ヒットラーの第三帝国、そして東西統一ドイツの首都として、ベルリンはその名を歴史に刻んできた。ドイツ最大の人口350万人を抱え、多国籍企業に勤めるビジネスマンや外交官、そして地理的に東ヨーロッパに近いため多くの移民が集まり街は国際色に溢れている。市内の中心を走る大通り「6月17日通り」とウンター・デン・リンデン通りを結ぶ広場にそびえるブランデンブルグ門はかつて壁で塞がれていた。門の脇に立つ旧帝国議会議事堂の裏を流れるシュプレー川には東ドイツの警備艇が浮かび、西側には脱出を図り射殺された人の十字架がならび東西緊張の生々しさを物語っていた。
現在は素通りできるチェックポイントチャーリーは東西の検問所、脇の壁博物館で当時の様子を知ることができる。東西ドイツ統一後、ベルリンに首都移転が決まって以来、旧東ドイツ地区を中心に市は大変貌を遂げた。繁華街も徐々に西側から東側に広がり、ポツダム広場、ハケッシャーホーフなどの大きなショッピング街が新たに完成し、ベルリンはドイツ一の最新スポットとなっている。
その一方で、第二次世界大戦の空襲で半壊したカイザー・ヴィルヘルム記念教会、前述のブランデンブルグ門と大改装を終えた連邦議会議事堂、旧東ベルリンの象徴ともいえるテレビ塔、そして数多くの美術館、博物館とベルリン観光にははずせないポイントがもりだくさん。ベルリンは東京23区より広いので、町歩きには観光バスが便利。見所を回るオプショナルツアーがおすすめ。公共交通網もしっかりしているのでバスや地下鉄でいくのも楽しい。ただし、路線等は変わることが多いのでしっかり確認を。
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